必要とされる、スペシャリストとしての中高年

必要とされる、スペシャリストとしての中高年

 

 

 21世紀の技術革新と言われるIT化が社会に浸透し、多くの企業では事業の効率化、企業全体での経費節減が声高く叫ばれたことで中高年には不遇の時代が続きました。中高年をターゲットにしたリストラの横行です。

 

 中高年がリストラの対象になった大きな理由は「人件費の高さ」。20代の若い人でも出来る仕事ならば人件費の安い若者にその仕事は任せ、企業の経営を圧迫しかねない中高年の人件費を削る動きが加速したのです。そして終身雇用制を否定し、中高年の追い出しにかかったのです。

 

 これまでの中高年は長年培ってきた経験を元に、多くの問題を解決に導くプロフェッショナルとして企業に存在不可欠な存在でした。不況が来たら古参社員を切るのではなく、新しい人材の導入をストップして難局を乗り切るのが多くの企業のスタイルでした。

 

 それは蓄積された豊富な知識を大切にする土壌があったからです。

 

 しかしIT時代に入ってからは、経験なんていうものは新しい時代には不要なもので、ただの足かせだという風潮がでてきました。グローバル化した社会には中高年は不要という論調です。

 

見直される人材としての価値

 

 風向きが変わってきたのはここ最近。経験豊富な中高年のビジネスパーソンに対する求人が徐々に増えてきているのです。その理由は人材の歪み。

 

 中高年を切り捨ててきたツケがまわり、ここぞという難局を切り抜けられる経験豊富な人材が企業側に残っていなかったのです。そのことにやっと企業が気づきました。

 

 中高年の価値が見直され始めた時代。中高年はただ指を加えて観ているだけでは脳がありません。まずは自分のこれまでの経験を振り返り、どんな仕事が出来るのか経験の棚卸をしましょう。

 

 欲張ってあれもこれもとアピールするのではなく、ある分野のスペシャリストであることを宣言するのです。そして、この分野ならあの人に任せられる、と言われる人になれば、中高年でも転職は自ずと成功に向かうはずです。



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